ジュンミサワと行くシャンダラーの世界～アンコモン縛り～2日目

ダイキ「まだカード売っただけですけど、これどうやって攻略するんですか」

ジュンミサワ「とりあえず手当たり次第アンコモンのカードを集めろ。村で買うのとオブジェクトの購入イベント以外で入手しろ」

ダイキ「アンコモンのカードって村で1枚売ってれば良い方なんですがそれは」

ジュンミサワ「つべこべ言うな。仕方ない、ヒントをやろう。当面のデュエルはランダムで勝手に入る基本土地に頼ることになるが、ボスに挑むには60枚以上のデッキが必要という縛りを設けている。しかしランダムで基本土地が入るのはデッキが40枚以下の場合だ。この意味が分かるか？」

ダイキ「ヒントじゃなくて絶望的な状況を教えてもらっただけな気がする」

ジュンミサワ「ふん、未熟者め。これは重要な情報だ。つまりクリアするにはアンコモンの土地が必要ということだ」

ダイキ「アンコモンの土地か・・・、この時代には何があるんですか？」

ジュンミサワ「そんなことも分からないのか。仕方ない、特別に教えてやろう。シャンダラーのプールに存在するアンコモン土地は全部で8種類だ。以下で紹介するから、よく読んでおくように」


＜City of Brass / 真鍮の都＞
真鍮の都がタップ状態になった場合、真鍮の都はあなたに1点のダメージを与える。
(T)：あなたのマナ・プールに好きな色のマナ1点を加える。

今回の縛りのキーカードの一つ。最後までこいつのダメージとお付き合いする羽目になる。
村で購入可能・敵から入手可能と、アンコモン土地の中では入手しやすい。


＜Mishra’s Factory / ミシュラの工廠＞
(T)：あなたのマナ・プールに無色のマナ1点を加える。
(1)：ターン終了時まで、この土地は2/2のアーティファクト・クリーチャーである組立作業員になる。組立作業員は、依然として土地としても扱う。
(T)：対象の組立作業員1体は、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

今回の縛りのキーカードの一つ。土地であり、エースクリーチャー。
こちらも村で購入可能・敵から入手可能。


＜Strip Mine / 露天鉱床＞
(T)：あなたのマナ・プールに無色のマナ1点を加える。
(T)、露天鉱床を生け贄に捧げる：対象の土地1つを破壊する。
FT：それ以前の戦いとは異なり、ウルザとミシュラの戦いでは、
　　ドミニアそのものさえも戦争の犠牲となった。

ヴィンテの制限ルールなどシャンダラーの世界では通用しない。
今回の縛りのキーカードの一つ。相手の土地を割る余裕はなかなか無い。
こちらも村で購入可能・敵から入手可能。


＜Oasis / オアシス＞
(T)：クリーチャー1体へのダメージを1点軽減する。

マナが出ない土地。無いよりはマシなレベル。
こちらも村で購入可能・敵から入手可能。


＜Bazaar of Baghdad＞
(T)：カードを2枚引く。そのあと、自分の手札からカードを3枚、選んで捨てる。

ヴィンテの凶悪土地だが、当時のプールではディスアド必須な土地。
こいつに頼らなきゃいけない場面もあるのが悲しい。
入手方法は村長のクエスト・宝石で交換などに限られる。


＜Island of Wak-Wak＞
(T)：対象の、飛行を持つクリーチャー1体は、ターン終了時まで-X/-0の修正を受ける。Xはそのクリーチャーのパワーに等しい。
FT：翼持つ人々の故郷、ワク＝ワクの島の名は、島に固有のある果物にちなんで名付けられた。
　　その果物は女性の頭にそっくりで、熟すと「ワク」の声を上げるという。

マナが出ないが、今回の縛りでは頼りになるキーカード。
ぶっちゃけ＜Maze of Ith＞の方が使いたかったとは口が裂けても言ってはならない。
こちらも入手方法は村長のクエスト・宝石で交換などに限られる。


＜Diamond Valley＞
(T)、クリーチャーを1体、生け贄に捧げる：そのクリーチャーのタフネスに等しいライフを得る。

マナが出ない、＜City of Brass / 真鍮の都＞が痛いので、＜Oasis / オアシス＞よりはこちらを使いたい。
しかし入手方法が厳しく、オブジェクトでランダムに入手するくらいしかない。


＜Elephant Graveyard ＞
(T)：あなたのマナ・プールに無色のマナ1点を加える。
(T)：対象の象1体か、対象のマンモス1体を再生する。

象がアンコモンにいないので再生能力はまず使わないが、マナが出るだけでも戦力となる。
こちらも入手方法が厳しく、オブジェクトでランダムに入手するくらいしかない。


ジュンミサワ「以上が今回の縛りで使用できる土地だ」

ダイキ「マナが出る土地が4種類しかない・・・、しかも1種類は入手困難」

ジュンミサワ「まぁ、頑張ってくれたまえ」

ダイキ「他人事すぎるわ！色マナでる土地も1種類だし！エスパーコン考えてたのに最終形は茶単くらいしかないじゃん！」

ジュンミサワ「最初から言っていただろう？私は君に楽しんでもらおうと思っていると・・・、この苦行をな！」

ダイキ「それアンタが楽しんでるだけや」

ジュンミサワ「しかし茶単は弱いデッキはない。私の主観でシャンダラーのアンコモンの強さを比較するとこんな感じだ」

黒≧青≧白＞茶＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞赤

ダイキ「緑ェ・・・」

ジュンミサワ「この時代は緑のアンコモン以上のカードは論外レベルがほとんどだから」

ダイキ「・・・とりあえず、目指す地点がなんとなくわかりました。頑張ってきます・・・」


まだゲームスタート段階にもかかわらず、多大な精神的ダメージを受けたダイキ！
果たしてアンコモン縛りをクリアすることはできるのか！？

つづく


次回予告（新機動戦記ガンダムWの次回予告BGMを脳内再生してください）

ダイキは敗北した
マナが出なければカードは無力だ
戦うことの出来ない屈辱の時がダイキを襲う
そしてダイキの生死は誰にも確認出来ない

その頃ジュンミサワは中の人が品川にいる事を知り、単身乗り込んでいく
ジュンミサワの銃口が、企画の発案者、中の人を狙った

ジュンミサワと行くシャンダラーの世界3日目　「企画の行方」